a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Midnight in Paris (2011) - 心晴れやかになる、パリの恋愛とタイムトラベル。

Woody Allen監督。

パリに憧れる作家と、その婚約者がパリに来て、ファンタジーが起こるという内容。

その作家と婚約者は、肝心なところで意見が食い違っているようなありがちなカップルである。

パリでタイムトラベルするという内容で、たのしく観れる。

話の途中からシンデレラのようにお迎えの馬車がやってくるが、男の方が乗せられて行くというシナリオ。

ファンタジーのなかで懐古主義をうまく否定したラスト近くのシーンと、

過去と現在による時間の対立軸と、パリとアメリカという場所の対立軸をうまく混ぜ込んだ事、

この二点が軽妙で巧い。