Woody Allen監督。
パリに憧れる作家と、その婚約者がパリに来て、ファンタジーが起こるという内容。
その作家と婚約者は、肝心なところで意見が食い違っているようなありがちなカップルである。
パリでタイムトラベルするという内容で、たのしく観れる。
話の途中からシンデレラのようにお迎えの馬車がやってくるが、男の方が乗せられて行くというシナリオ。
ファンタジーのなかで懐古主義をうまく否定したラスト近くのシーンと、
過去と現在による時間の対立軸と、パリとアメリカという場所の対立軸をうまく混ぜ込んだ事、
この二点が軽妙で巧い。