Neil Burger監督。
神経の受容体を活性化させる薬を飲むことで、頭の回転が非常に早くなる。すばらしい投資家を目指して行くというストーリー展開である。この場合、他の数多くの作品と同様に、ストーリーの可能性は空想上の薬によって引き上げられることになる。
最終的に、主人公は投資家を辞めて、上院議員になろうとするところで終話となる。
個人的な意見として、せっかく超人並みに頭が良くなった末の職業が、政治家になる理由がさっぱり分からなかった。天才並みの脳で科学者にでもなれば、ノーベル賞ぐらいとれるだろうに。主人公は安直にサクセスストーリーを追って、大統領を目指そうとしているわけである。
私は、この話のオチはぜひ物理学者でしめて欲しかった。 技術としては、手間のこんだ映画である。