a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Faust and Marguerite (1900) - カット編集で人を消す事は用意である。

Edwin Stanton Porter監督。

この時期のカット技法では、人や月面星人を消す場合には煙を立たせる。これは割と重要なことで、本作では煙を立たせていない。これは、魔術的な行為が映画世界内で実現されていることを描写する際に、音楽が必要なのかどうかを考察する上で役に立つ作品である。無くてもわかるが、煙に慣れると多少唐突な印象をもちやすくなりそうだ。