Roscoe Arbuckle監督。
例によって、前半と後半のストーリーにはまったく脈絡がない。"The cook, or an amusement park near the sea" という意味合いの強いストーリーである。
物語の途中で、犬が延々と追いかけるシークエンスがあり、男は犬から逃げ回るうちにKeatonたちのいる食堂へともどってしまう。登場人物たちの去って戻ってくる運動というのが、この時期のArbuckle喜劇のストーリーの基本形である。
ところで、途中たてかけてある梯子を一段ずつのぼっていく犬がいたが、あれは本当なのだろうか。もしくはコマ撮りしたのだろうか。