a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Cook (1918) - 遊園地の逃亡劇を観る。

Roscoe Arbuckle監督。

例によって、前半と後半のストーリーにはまったく脈絡がない。"The cook, or an amusement park near the sea" という意味合いの強いストーリーである。

物語の途中で、犬が延々と追いかけるシークエンスがあり、男は犬から逃げ回るうちにKeatonたちのいる食堂へともどってしまう。登場人物たちの去って戻ってくる運動というのが、この時期のArbuckle喜劇のストーリーの基本形である。

ところで、途中たてかけてある梯子を一段ずつのぼっていく犬がいたが、あれは本当なのだろうか。もしくはコマ撮りしたのだろうか。