Roscoe Arbuckle監督。
この時期の喜劇の特徴は、特にR.Arbuckleの主演する場合、互いに好きになっている女がいて彼女が誘拐されるというストーリーになる。そしてたいてい、前半の描写と、誘拐された後のストーリーは何の関係もない。
前半はArbuckleが肉屋をしているが、後半は女学校に女装して忍び込む。人形のように仮装をしてリボンまで頭につけ、肉も包丁もあったものではないのである。ただし、前半と後半が断絶している二部構成で20分程度は、鑑賞者にとってとても観やすい尺であることは重要である。