a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Butcher Boy (1917) - 女が誘拐されるというテンプレートを観る。

Roscoe Arbuckle監督。

この時期の喜劇の特徴は、特にR.Arbuckleの主演する場合、互いに好きになっている女がいて彼女が誘拐されるというストーリーになる。そしてたいてい、前半の描写と、誘拐された後のストーリーは何の関係もない。

前半はArbuckleが肉屋をしているが、後半は女学校に女装して忍び込む。人形のように仮装をしてリボンまで頭につけ、肉も包丁もあったものではないのである。ただし、前半と後半が断絶している二部構成で20分程度は、鑑賞者にとってとても観やすい尺であることは重要である。