a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Paris, je t'aime : Place des Victoires(2003) - ヴィクトワール広場におこるインタラクションを観る。

諏訪敦彦監督。

パリ、ジュテーム』という、オムニバス作品の中の一作品である。

ヴィクトワール広場で、女はさまざまな「人」と接する。死んだ息子、謎の騎士(これがルイ14世の騎馬像と同一の人物なのかは不明である)、そして夫である。映画は、さまざまなインタラクションによって成り立つことを教えてくれる作品。それは、たとえ5時間以上になる大作でも、オムニバス映画の10分の作品の中であっても、基本的な構造はかわらないようにみえる。