a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Obsessed (2009) - ゆがんだ人間性を描こうとする映画を観る。

Steve Shill監督。

久々に大悪党を観たというか、根っからの女悪役を観る映画である。どういう方

法で女が変幻自在に現れるのかがいまいち謎であるが、なにか霊的というかモン

スター的な恐怖を描いているような印象である。だから、この映画は典型的な女

性恐怖である。『サンセット大通り』のような女性恐怖の一部を描くもので、女

が生身の人ではなく、ただの化け物になってしまったのが本作である。