a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

EVANGELION death (true)2 (1997) - ほとんどコピペ作品。商業主義の極みを尽くす。

庵野秀明監督。 ストーリを遅々として進行させず、できるだけ引き延ばそうとする常習犯「EVANGELION」シリーズの、TVアニメ版を編集しただけの映画。Vivaldi管弦楽や、ちらっと聴いた限りでDvo?ákのチェロコンチェルトの3楽章が出て来た。そういったクラシック音楽でなんとなく高尚化してしまうのが得意な作品である。実際に、良い風にいえば映画音楽の使い方、演出の仕方が知っているのである。

こう、TVアニメを別の軸で編集しなおしただけの映画なのだが、wikipediaをみると興行収入が18.7億円だったそうで、超大はりきりで撮って大コケするハリウッド映画よりも、相当コストパフォーマンスが良い。

好きな人だけが見たらよい作品。TVアニメ版を知っていないとムリ。私はホットワインを飲みながら家で観た。