a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader(2010) - 映像がきれい。

Michael Apted監督。 こういう原作ファンタジーを原作とした映画によくあるのが、ストーリーを原作に忠実に追うように時間を分割して、淡々と撮影していく。映像上のストーリーの連結が失われてしまっている。いつのまにか自軍が勝っていて、「うぉー」と歓声をあげているのだが、どうしてそうなった、と。こういう映画評論も、あまりにもありきたりである。現実主義で映画は片付かない。

映像が非常に綺麗であり、水の表現など2010年以降のものになるととても綺麗。冒頭、塔を垂直面で横倒しにして映しながらフレームを始めたのがおもしろい。カメラアングルは、多くがハンドカメラのようすで、臨場感が伝わって来る。