a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The specialist (1994) - アクション映画は脱いでばかり。

Luis Llosa監督。

男と女の関係は、ストーリーや映画、そして画面に至るまでに幅広く連関している一大命題である。本作の中で、Sylvester StalloneとSharon Stoneの半裸が交互に写り、その中で二人が電話越しに会話をするシークエンスがある。どちらかというと、少なくともアメリカのアクション映画では、女優は脱いではじめて価値があるようにも編集されている。男が脱ぐことで価値があるような編集はほとんど無いこともあり、アクション映画とは男の観客を獲得するために発展したのではないか。そう考えさせられる。

本作は、男と女の裸体が交互に出てくるシークエンスがあるが、その後には二人でシャワールームでセックスをしている。セックスをする様子がシークエンスに含まれる映画も多く、これもまたアクション映画に多い。