Charlie Chaplin as director
あまり驚き所のないこの作品を観るのであれば、keaston時代のChaplinを観た方が遥かに有意義であろう。一方でEdna Purvianceのデビューがあった意味はある。Chaplinの部屋に入って、そして彼に見つかったとき、彼女がしきりに股間や腿を触って寝巻きの裾を伸ばそうとするものだから色っぽさを演出している気がしなくも無い。
ところで、顔を隠している女にCharlieが好色で追いかけると、実は綺麗な女顔ではなくて彼の表情が引きつる。ここをシークエンスの落ちにしていることから、"ugry"の概念が存在することが明らかであるが、実はkeaston時代の彼はそういう概念で笑いを取ったことは無かった。