a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

2014-10-20から1日間の記事一覧

JM /Johnny Mnemonic (1995) - アーティストが撮った、影の秀作。

Robert Longo監督。映画監督としてはあまりキャリアが無いらしい。 本職はアーティストらしいので、案の定映画視聴者が求めているものを表現していなく、実際に本作は赤字であった。しかし、可能な限り現実感覚のあるフィクションを追求しているようにも見え…

the Whole Nine Yards (2000) - 客のよろこぶ所を知っている。

Jonathan Lynn監督。 軽妙な映画。採用する映画音楽が良いと感じた。ジャズの音楽の使い方を非常によくわかっているような作品。 なかなかに面白いコメディーである。鑑賞者の求めるような結末を巧くつかんでいる。すなわち、哀れで正直者の歯科医には、論理…

The 6th Day (2000) - 21世紀に対する不信感があらわな作。普通。

Roger Spottiswoode監督。 実際の歴史背景として、1997年にクローン羊のドリーが誕生し、2000年にはヒトゲノムが解読された。そのため、2000年とはヒトのクローンが作成できて、さらにはその遺伝子をenhance(改良、増強など)できることが事実上可能であるこ…