独特の世界観。「ミニマンモス肉の磯辺揚げ」という奇妙な料理がでてくる。
アニメ映画は、物の時空間的な移動をいくらでも早くできる。実写映画よりも自由度が大きく、何でも描ける。しかし実際には、夏祭りで男女の仲が進展したりと、物語のキーとなるイベントは現実的であることが多い。
ソーシャルネットワークゲームが登場しているあたり、現代性を感じる。SNSなどをモチーフにしたアニメ映画はけっこう既出であると思う。アバターなどは皆アニメ画なので、もともとアニメ映画と親和性が高いのだろう。本作もその中のひとつである。
ところで本作と直接の関連がなくて申し訳ないが、箒で空を飛ぶという発想をはじめに著したのは誰なのか。ストーリー上のすごい発明だと思う。