a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

The Floorwalker (1916) - エスカレーターの初登場映画を観る。

Charles Chaplin監督。

聞くところによると、エスカレーターが画面に登場したのは本作が始めてである。

Charlotte Mineauの演じる監視員がよい味を出している。現場の盗人を、その隣にやってきて横目使いでひたすら監視しているのである。非常にコメディカルで面白い。

本作あたりから、detail shotが使用され始めた。また、エスカレーター上のフロアは、登場人物が移動すると対応して画面も移動するようになっている。すなわち、カメラをパンしながら撮影することが、発明されはじめたのだ。