a-moviegoer’s diary

2014年から1日1本の映画を観ていて感想を書き溜めています。そして今年通算1000本を観ました。これからも映画の感想を溜めていきます。東京都内に住んでいます。

Primary Colors (1998) - detail shotとスローモーションの与える印象を観る。

Mike Nichols監督。

この監督も映画を撮るのが上手い。人と人が握手をするdetail shotから入る冒頭のシークエンスが印象的である。

音楽を比較的使用することがなく、ユーモアを利用してストーリーを牽引していくスタイルである。そのユーモアの不条理さの中に、選挙という不条理さの中で戦う人間感情が必然と代弁されるのか、大して仰々しい映画音楽を使用しなくても成り立った作品である。